財産の残し方

夫婦間の相続

相続をする場合は、それぞれの相続人によって異なる部分があります。
そのことをよく知っておいた方が良いでしょう。
たとえば、夫婦間の場合と、親子間の場合では相続に関して異なっている点があります。それを説明しましょう。

まず、相続税に関してです。
夫婦間では相続をしたとしても、税金が全くかからないと聞いたことがある人がいるかもしれません。
これは本当のことなのでしょうか。

厳密に言えば、これは間違えています。
しかし、配偶者控除という制度があるのは事実であり、実際に課税を避ける事ができるケースもあります。
夫婦というのはお互いを助け合い、一つの財産を築いてきたと考えられます。
また、配偶者が無くなってしまうと、老後の心配をする必要があるので、一方の配偶者に対して相続を有利にする必要があるのです。

また、夫婦は基本的に同年代の場合が多いです。
年齢が近いということは、どちらかが死んでしまった後、すぐにもう一方の残された配偶者の方も亡くなってしまう可能性が高いことを表しています。
よって、もし短期間に配偶者が次々と無くなってしまうと、一つの財産に対して、相続税が2回もかせられてしまうことになります。
このように様々な事情を考慮した結果として、配偶者控除という制度があるのです。

配偶者控除は婚姻関係にあれば、かならず受けることができます。
たとえ、婚姻していた期間が一日だけだったとしても関係はありません。
配偶者控除を受けるためには手続きをする必要がありますが、期日を過ぎたとしても救済措置はあります。

また、配偶者控除は生前贈与に対しても適用されることがあります。
生前に不動産や不動産を取得するためのお金を贈与することができるのですが、その時に婚姻期間が20年以上であれば配偶者控除を受けることができます。
配偶者控除を上手く利用することによって、高い相続税の支払いを上手く避ける事ができます。
是非とも配偶者控除を利用するようにしましょう。
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