財産の残し方

相続人の義務とは

遺産を相続するという話を聞くと、それはかなり良いことだと考える方がいるかもしれません。
特に、多くの資産を抱えている方が亡くなってしまった場合には、その相続人たちはたくさんの資産を受け取ることができるので、かなり経済的にも有利になると考えることは不思議なことではないでしょう。
しかし、相続をするということは、それほど良いことばかりではありません。
相続をすると決めたからには、色々とやらなくてはいけない義務が生じるからです。

たとえば、相続人には公平に資産が分配されます。
しかし、借金などもそれぞれの相続人に分配されることになります。
相続人同士の協議の際に、借金に関してそれぞれがどの程度返済をするのか、その割合を決めることは自由にできます。
しかし、債権者側は、相続人同士で決めた割合とは関係なく、それぞれの相続人に応じて自動的に割り振られた額を請求することができます。
ただし、借金を請求されて、もしも事前に負担をすることに決めていた額以上の返済を請求された場合には、本来負担をするはずであった相続人にその分のお金を請求することができるので安心しましょう。

他には、相続をする場合にはその分の税金を支払う義務が生じます。
相続で財産をもらった場合は、その分の相続税を支払う必要があるのです。
財産を受けるのにも税金がかかるということは知らない方も多いかもしれないので注意をしましょう。
よって、遺産を相続することができるというのはそこまで良い話ばかりではないのです。
相続税の額によっては、ほとんど実質的に資産を相続することができないということだって起こります。

しかし、税金を支払うのは日本国民全員の義務となっています。
相続税をきちんと支払わないと脱税になってしまい、罪に問われます。
よって、相続をした場合には、しっかりと相続税を支払うように、手続きを行いましょう。
分からないことがあれば、税務署や弁護士などに相談をして解決するようにしてください。
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